〒467-0054 名古屋市瑞穂区丸根町1-8 052-831-9970

今日からできること

WEB予約

052-831-9970

WEB予約

  • ホーム  >  
  • 今日からできること

むずむず脚症候群の対処法
How to deal

病院へ行って薬をもらう前に、今日から自分で実行できるむずむず脚対策がいくつもあります。
ここではアメリカで紹介されている薬を使わないむずむず脚対策の中から、日本人にも使えそうな方法を選んで紹介します。
ここで紹介するさまざまなテクニックはほとんどの患者さんに有用なものですが、一部の患者さんには効果がないかもしれません。それでも、ここで紹介する治療法は安全で害のないものなのですべてやってみる価値はあります。

自分のむずむず脚のことを周囲の人に話してみよう。
How to deal

むずむず脚があることでもっとも難しいのは、実は人間関係を維持することなのです。週末の夜、あなたは友人と外で食事をして映画に行きますか? それとも家で一人で過ごしていたいですか?
むずむず脚が出るようになって以来、かつて友人と一緒にしたことを止めてしまった経験はありませんか?
もしそうならば、むずむず脚はあなたの人間関係に影響を及ぼしていることになります。周囲の人にむずむず脚のことを話すには、初めにあなた自身がむずむず脚をよく理解することが必要です。
あなたが話さない限り、あなたが経験していることを周囲の人は決して理解できません。あなたの考えを話すときには、なぜ話すのかその理由と、その結果何を期待するのかその目的をはっきりさせてから、それをそのまま相手に話すのがよいでしょう。

自分のことを知ろう。
How to deal

睡眠の日記

自分ではそれと気がつかずに、むずむず脚を悪化させる習慣を続けていることがあります。睡眠の日記をつけて、むずむず脚が悪化した時期には何を食べていたのか、どのような習慣だったのかをチェックしてみましょう。

以下にあげるものは、多くの患者さんでむずむず脚を誘発したり増強させる要因となるものです。もしあなたが毎日の習慣にしていることならば、一度それを1~2週間止めてみて、むずむず脚へ影響があるのかどうかを検討してみてください。

カフェイン

夕方から夜にカフェインを摂取するとその夜のむずむず脚は悪化します。生活からカフェインを取り除くと症状は軽減しますが、これを実施することは決して容易ではありません。
カフェインを多く含むのはコーヒー、紅茶、コーラだけではありません。ソフトドリンク、栄養ドリンク、チョコレート菓子、市販薬にも相当な量のカフェインが含まれています。内容表示をよく見てカフェインを取り込まないようにしてみましょう。

ニコチン

 カフェインほどではありませんが、ニコチンの摂取もむずむず脚を悪化させます。もちろん喫煙の弊害はこれにとどまらないので、むずむず脚の治療をきっかけに禁煙することをお薦めします。

アルコール

アルコールもむずむず脚を悪化させます。夜よく眠れるようにと、お酒を飲む人は多くいます。アルコールは確かに寝つきを良くしますが、逆に夜中に眼を覚ましやすくします。そして、そのときにむずむず脚を悪化させるので、かえってつらくなることがあります。お酒を飲んだときには、経験的に、寝る前のむずむず脚の薬を1錠余分に服用することで対応できるようです。

アイスクリーム

多くの患者がアイスクリームを食べた後にむずむず脚の悪化を経験しています。また、一部の患者では炭水化物を多く摂ったときに症状が悪化します。

衣服

身体を締めつけるような衣服を着ているとむずむず脚が悪化しやすくなります。また、人によっては特定の素材がむずむず脚を誘発することがあり、その場合は素材を換えることでむずむず脚が解決します。

むずむず脚を悪化させる多くの薬
How to deal

むずむず脚を悪化させる多くの薬が知られています。これには市販薬と病院からもらう薬の両方があります。ただし、病院の薬を勝手に止めるのは危険なので、まず主治医に相談してください。よく使われる薬でむずむず脚を悪化させるものを以下にあげておきます。

抗ヒスタミン剤

もっとも多いのが抗ヒスタミン剤によるむずむず脚の悪化です。抗ヒスタミン剤は市販薬にも病院の薬にも含まれています。
抗ヒスタミン剤の中でも第一世代と呼ばれる古いタイプの薬がもっともむずむず脚を悪化させます。
花粉症などのアレルギーでどうしても薬がいる場合は第二世代の抗ヒスタミン剤にしてもらいましょう。

抗うつ薬

ほとんどすべての抗うつ薬はむずむず脚の症状を悪化させます。ほとんどの抗うつ薬は脳のセロトニンを増やす作用がありますが、脳でセロトニンの増えることがむずむず脚を悪化させると考えられています。
むずむず脚が悪化してくるようなら、薬の用量を下げられるか主治医に相談してみてください。

抗精神病薬

抗精神病薬は統合失調症などの精神症状の治療に使われる薬です。抗精神病薬は脳のドパミン神経伝達を遮断するのでむずむず脚が悪化すると考えられています。抗精神病薬は深刻な精神症状を治療するために使うので、たとえむずむず脚が悪化したとしても継続して使用する必要があります。

抗精神病薬の中で、アリピプラゾールはドパミンアゴニストであり、これまでにむずむず脚が改善したとの多くの報告があります。むずむず脚があって抗精神病薬が必要な場合はアリピプラゾールでもよいかどうかを主治医に相談してみるとよいでしょう。

生活や仕事を工夫しよう
How to deal

中等症のむずむず脚がある人は、日中でも長時間じっとしていることができなくなることがあります。むずむずが出てくると、立ち上がったり動いたりして、仕事や活動を頻繁に中断しなければなりません。しかし、仕事や生活の環境を調整したり、視点を変えることでむずむず脚を抑えて上手くゆくかもしれません。ここでは仕事や生活の工夫の例をあげてみましょう。

位置を上げる

仕事や読書が立ったままでできるように、机や本棚の位置を背の高さまで上げると、より便利で楽になることがあります。

エアロバイク

テレビを観たり読書をしたいときには、居間のエアロバイクに乗ってエクササイズをしながら行えば、むずむずを抑えられて同時に健康にもよくテレビや読書も楽しめて一石三鳥かもしれません。

温度の調整

蒸し暑い夏の夜にむずむず脚の悪化する人が大勢います。暑さが悪影響を及ぼすタイプの人は、夏の間はエアコンの効いた室内で過せるように工夫しましょう。

乗り物の選択

旅行をする場合には、必要なときには歩くことができる状況を選ぶようにすること。クルマやバスよりは鉄道の旅がよいでしょう。列車の中なら移動の間にも歩いたり動いたりする十分なスペースがあります。

読書は動きながら

じっと座って読書することなどできないとおっしゃる方、スマートフォンにイヤホンをつけて、「聴く小説」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

読書は動きながら

じっと座って読書することなどできないとおっしゃる方、スマートフォンにイヤホンをつけて、「聴く小説」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

身体と頭を動かそう
How to deal

身体を動かすとむずむず脚の症状は鎮まってきます。ただし、激しい運動やトレーニングをすると、かえってその夜は症状が悪化する傾向があります。
症状を抑えるのに効果的な適度な運動を紹介してゆきます。

ウォーキング

もっともよく行われている対処法で、軽症の人はこれだけで症状が治まります。

ストレッチ

一日の始まりと終わりにストレッチ体操や軽いマッサージを取り入れると症状が緩和されます。安静にしているとむずむず脚が出てくるときには、ヨガで十分に脚を伸ばしてやると症状は一時的に抑えられます。寝る前にふくらはぎの筋肉が疲れるまでつま先立ちを繰り返すのも簡単でよい方法です。

脚の運動

エアロバイクは太ももとふくらはぎの筋肉を動かすので症状の鎮静に効果的です。足首を動かす運動、たとえば足踏み式のポンプでエアーマットを膨らませる作業をしても症状が緩和されます。

入浴とシャワー

熱いお風呂に入ったり、熱いシャワーを脚にかけると症状が治まります。なかには冷たいシャワーのほうが効果があるという人、熱い水と冷たい水を交互にかけると症状がよく治まるという人もいます。

マッサージ

自分で揉んでも人に揉んでもらってもよいですが、脚のマッサージは症状の緩和に非常に効果的です。マッサージは映画館や会議中、飛行機の中でも自分でできるむずむず脚の対処法です。各種の電動マッサージ器も効果的です。

むずむず脚と戦わないという向き合い方
How to deal

「足を動かしたくなる気持ち」を無理に抑え込もうとすると、逆に症状は悪化することを何度も経験したことでしょう。それなら寝るのはやめて布団から出てみましょう。そして足のことを忘れられるような何かほかのことを見つけましょう。

むずむず脚に逆らわない

むずむず脚の症状には「日内リズム」があります。すなわち、夜間になるとむずむず症状が悪化する一方で、朝や午後早くには症状が軽くて済むという特徴があります。
したがって、むずむず脚が出ると困るような仕事や用事、あるいは趣味や行事はこの時間帯に行うのがベストです。

むずむず脚を利用する

患者さんの中には、いわゆる夜型人間で、深夜のほうが能率が上がるので仕事を夜中に行い、寝るのは午前5時という人もいます。こういう人はむずむず脚をむしろ夜間の活動エネルギーに利用しているようにみえます。
会社で出勤のフレックスタイムが使える人は睡眠時間と出勤時間を後ろにずらすことで上手くゆくことがあります。

むずむず脚を避ける

女性患者さんの中には生理の周期に合わせて症状が悪化する人がいます。周期的に悪化することがわかっている場合は、その期間にむずむず脚の出やすい状況に陥るのを避けるように計画してください。同様に、季節で症状が悪化する患者さんがいます。夏に悪化する人が多いですが、寒い冬だけに症状が出る人もいます。症状の悪化する季節には飛行機やクルマを使う旅行やむずむず脚の出やすい仕事を避けるようにしましょう。

トップに戻る